■食べ頃のめやす■
冬:6カ月~1年 夏:3カ月~6カ月(目安です。)
冬でしたら、熟成し始める頃、たまりが上がってくる頃でしょうか。その頃(梅雨の前後が多いです。)に天地返しを行います。
そのとき、食べてみましょう。結構、おいしいです。まだまだ、熟成がすすんでおいしくなりますが、この頃のお味噌のおいしさも忘れられません。
(夏ですと、1か月後ぐらいで天地返しを行います。)
※味噌の表面にかびが出たら、その部分を取り除いて下さい。 カビが生えても失敗では、ありません。麹もカビの一種です。取り除けば、大丈夫です。
カビ対策のヒント
※密封容器やビニール袋で作る場合、お味噌が熟成してくると麹の働きで炭酸ガスで膨らんでくる場合があります。その時は、開けてガスを抜いてください。
■保存の仕方■
美味しく出来上がった味噌は、その風味を保つためには出来るだけ、空気に長くさらさないようにして、15度以下の冷蔵庫等に保存すると、 いつまでも、美味しい状態が保たれます。
手作り味噌は、生きているので常温で保存すれば、どんどん味も香りも変化します。その変化を味わうのも手作り味噌の楽しみです。
ただ、最近の手作り味噌は、麹の割合が多いので熟成も早いです。食べられるようになってから1年ぐらいで食べきるのがいいと思います。
時間がたつと今度は、黒くなり、香りもなくなってきます。