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■レンズ豆のお味噌■


お客様からレンズ豆でお味噌を造れるとききました。私も造ってみようと思いました。
作り方は、特にわからないので、考え考え独自で作ってみました。
最初に言いますが、今回は、レンズ豆をなめていたようで失敗したかもしれません。
今回は、参考にならないレンズ豆の味噌の仕込みです。
レンズ豆味噌の仕込み
最初は、麹500グラム、赤レンズ豆500グラム、塩210グラムで始めましたが、
翌日に麹500グラムを足しました。

赤レンズ豆

レンズ豆は、皮が付いた茶色のレンズ豆と皮を向いた赤いレンズ豆があります。
今回は、赤いレンズ豆で試してみました。

レンズ豆を煮る

赤レンズは、水で戻さなくてもいい豆です。
ですから、直接、鍋で煮ました。
最初に少し泡のようなアクがでましたが、大豆のように多くは、ありません。

レンズ豆、すぐに柔らかくなる

1時間ほどでやわらかくなりました。
お玉にとってみると、つぶさなくてもいいのでは、と思いました。
これだけ柔らかければ、このまま麹と塩を混ぜてもいいのでは、と思ったのです。本心は、めんどくさいという気持ちだったかもしれません。
それより、水分が多いので減らさなければと思いました。
が、とろとろなので、ざるなどで濾しても大事な栄養も流れていくのではと考えました。
それで、ざるとかにあけずに、上澄みだけをすくい取り除きました。

レンズ豆に麹を加える
多少、上澄みを取り、水分が少なくなったところに麹と塩を入れました。

レンズ豆に麹と塩を混ぜる

それで、麹と塩をよく混ぜたのですが、水分が多く、おかゆのようなものしかできませんでした。
これでもいいかもしれませんが、やはり味噌らしくないので、不安です。
水分がまだまだ多すぎるのです。

レンズ豆の味噌の仕込みを樽に入れる
まぁ、しかし、とりあえず樽に入れました。
流し込むという感じです。
あとは、明日にして様子みることにしました。
もちろん、明日になれば、水分が抜けて固くなるわけではないのだけれど、乾燥麹が吸って、少しは、固くなるかなと思ったのです。
水分が多いので、麹を追加する
もちろん、次の日、樽の蓋を開けてみてもほとんど変わりはありませんでした。
そこで、このままでもいいと思いますが、新たに麹を500グラム入れてみました。
塩は、入れずに麹だけです。
そのまま、混ぜました。
まだいつもより多少、柔らかですが、なんとかこれでやってみたいと思いました。
レンズ豆の仕込みを終える

いつものように、ラップをして、最近、私の中ではやっているカビ防止のわさびをラップの上にのせて、完成にしました。
あとは、待つのみ、もう少しきちんと作ればよかったのですが、適当過ぎたかもしれませんが、楽しみです。


※レンズ豆の仕込みは、2016年4月5日〜6日に仕込みました

レンズ豆の味噌

その後です。2016年6月2日にこわごわ開けてみました。通常の味噌に比べてみると少し緩い感じです。もっとも仕込みの時に水分が多くなってしまったので、それは、想定内でした。香りは、あまりしませんが、なめてみるととても甘いお味噌になっていました。
なんかとてもうれしかったです。

レンズ豆味噌を分ける

ただ、レンズ豆の水分が多くなってしまい、仕込んだ時の割合は、麹1キロ、塩210グラム、レンズ豆500グラムです。
塩分の少ないお味噌になりました。

もし、これからの暑さを乗り切れなくて、酸っぱくなってしまったら困ると思い、半分を冷蔵庫に入れるように分けました。

常温と冷蔵庫とどんな風に変わるか楽しみです。

レンズ豆の味噌汁

2016年6月8日。妻が味噌汁を作りました。レンズ豆の味噌汁です。
甘くおいしい味噌汁ができました。
「スープのような味噌汁だね、牛乳を入れてもいいかな」私も妻も同意見でした。今一番のお気に入りです。


2016年10月18日、夏を超えて久しぶりに開けてみました。味は、あまり変化は、ありませんでした。冷蔵庫に入れたものもねっとりしておいしかったです。
ただ、作った時は、水分が多すぎ、きちんと作り直してみたいと思います。でないと同じものを作れない気がします。



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