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麹・大豆の小堀産業マガジン87号 

2013年6月26日
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第87号        小堀産業マガジン
     http://www.koborisanngyou.com/
   kobori@koborisanngyou.com
                         
               発行 小堀産業
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 小堀産業は手造り味噌やお味噌の材料を売っているお店です。
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■甘酒は、江戸時代、夏に飲んでいたので、俳句の世界では、夏の季語
と言われています。
このことは、テレビなどでたびたび紹介されているので知っている人も
多いと思います。

■ただ、いろいろ見ていると2通りの甘酒がありました。一つは、熱い
甘酒。そして、もう一つは、冷やした甘酒です。

■あるテレビでは、夏に冷えた甘酒を飲んでいたといいます。江戸時代
に冷蔵庫は、なかったですから、冷やすといっても常温程度だと思いま
す。また、他のテレビでは、暑い時に熱い甘酒を飲んで、涼を得たとい
います。

■今回、インターネットで調べてみると、夏に甘酒を飲むという根拠は、
守貞謾稿(もりさだまんこう、守貞漫稿とも)という本が多かったです。
江戸末期の生活の事典のようなものらしいです。

※守貞漫稿:江戸後期の風俗誌。全34巻。喜田川守貞著。嘉永6年(1853)
成立、その後も加筆。京坂・江戸の風俗を図解して考証したもの。近世
風俗研究に重要な資料で、明治41年(1908)に「類聚近世風俗志」の名
で刊行。

■インターネットは、とても便利で、守貞謾稿のデーターを見ることが
できました。

■巻6の生業というところにだいたい以下のような内容がありました。
(適当に口語にしました。)

夏の間に売り歩くのは、甘酒売り。
京、大阪は、夏の夜にだけ甘酒1杯6文で売っている。
江戸では、甘酒1杯8文で1年中売っている。
京、大阪も江戸とも売り方は、変わらない。ただ、甘酒の釜は、江戸で
は、真鍮釜を用いる。釜は、担ぐ箱の上に置く。
京、大阪は、鉄釜を使う。江戸とは、違い、釜は、箱の中に置く。江戸
も鉄釜を使う甘酒売りもいて、その場合は、京、大阪と同じで箱の中に
釜を置く。

甘酒売りについて『塵塚談』という本に次のように書いてある。
甘酒は、冬のものだと思っていたが、最近は、1年中売っている。私が
30歳ぐらいまでは、寒い夜だけに売りに来ていた。今は、暑い時期に売
り歩き、夜に売るものは、少ない。
浅草本願寺の甘酒店は、古くから1年中商っている。その他に江戸には、
1年中商っているお店が4,5軒ある。

※この文章と一緒に甘酒売りの絵が載っていました。

■この本の中に引用されている『塵塚談』は、文化11(1814)年江戸後期
の医者、小川顕道の当時の風俗を描写した随筆集です。作者の小川顕道
は、元文2.閏11.1 (1737.12.22) に生まれているので、1767年に30歳
だったはずです。ですから、それ以前、甘酒は、冬の飲物だったようで
す。

■結局、この守貞謾稿のこの箇所だけでは、熱い甘酒か冷めた甘酒を夏
に出していたのか、わかりませんでした。が、釜があるので、温かい甘
酒ではと思います。ただし、釜に火を入れなければ、冷めた甘酒を売る
ことができます。やはり謎のままです。

■個人的には、熱い時に熱いものを飲むというのが、いいようです。た
だ、甘酒を入れる真鍮の釜を、なぜ箱の上に置くのかは、わかった気が
します。

■インターネットにこんな文章がありました。

真鍮の特徴はなんといっても見た目の美しさです。

■ま、推測ですが、見た目がきれいだから、甘酒の真鍮釜は、箱の上に
乗せ、広告塔のように目立つようにしたのではと思います。

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昔、漫画を趣味にしていた頃があります。
それで、久しぶりに、4コマまんがに挑戦しています。
http://koborisanngyou.net/ ←このホームページにあります。
よろしければ、ぜひ読んでください。
今は、甘酒の作り方を描いています。
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■量り売り麹1キロ840円

■蔵麹1キロ袋入り1050円

■量り売り麹は、長野県のお味噌屋さん、蔵麹は、販売元は、愛
知県ですが、福島県の麹屋さんで造っています。
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小堀産業マガジンでした。
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