蔵麹は、福島県の麹屋さんで作った乾燥麹です。板のような麹ではなく、最初からぱらぱらしています。そのために塩などと混ぜるのも簡単です。
使い方ですが、乾燥麹といっても水分を入れるものは、生麹の作り方と同じです。お味噌や塩麹・甘酒などは、戻さなくても作れます。違いといえば、乾燥している分、多少水分を多く入れるぐらいでしょうか。
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乾燥麹の取り扱い・戻し方
弊社で乾燥米麹は、2種類あります。量り売り米麹1キロ860円と蔵麹1キロ1080円です。よく違いを聞かれるのですが、蔵麹は、手作りです。福島県の麹屋さんで作ってもらっています。量り売り麹は、機械で作っています。お米も蔵麹の方が少し良いお米です。
時々、「どちらが、お味噌が、おいしくできますか。」とお客様に聞かれますが、おいしさは、ほとんど変わらないと思います。
「量り売り麹の方が経済的で、たくさん作られる方には、量り売り麹をお勧めしています」とお客様には、言います。
量り売り麹より蔵麹の方が乾燥していません。そのために蔵麹は、早めに冷蔵庫で保管した方がいいです。量り売り麹は、真夏には、冷蔵庫に入れてくださいといいますが、通常は、常温保管で品質にほとんど問題ありません。
ただ、甘酒など作る場合、どちらの麹でもうまく作れるのですが、量り売り麹は、蔵麹より乾燥しているためにちょっと固い麹の粒があると言われることが、たまにあります。
たぶん、水分の問題だと思うのですが、甘酒を初めて作る方には、蔵麹の方をお勧めしています。
麹は、味噌作り、甘酒、塩麹などに利用する人がほとんどですが、その他にパン作りや酒まんじゅうの酵母として利用することもできます。
右の写真は、私が作った酵母です。 ほんのりとお酒の香りがしておいしいです。
ぜひ、私どもの麹をよろしくお願いいたします。